香川県が計画しているサンポート高松周辺のプロムナード化について、池田知事は周辺住民の意見も考慮し「段階的に進めていく」方針を示しました。
香川県は県立アリーナなどの建設が進むサンポート高松周辺に、より一層にぎわいを作ろうと、「プロムナード化」の計画を進めています。
これまで2回の実証実験を行い、周辺の住民に対しても説明会を行ってきました。
池田知事は、JR高松駅北側の道路の遊歩道化について「段階的に進める」意向を示しました。まずは、平日は中央2車線を車も通行可能とし、週末のみ遊歩道とすることから始める考えです。
周辺住民への理解を求めるための説明会もあらためて行うとしています。
実施は現在建設中の「県立アリーナ」がオープンする2025年3月に間に合わせる方針です。
(香川県/池田豊人 知事)
「プロムナードになることで楽しく、美しく、安全な三拍子がそろってきます。町全体として良くなったなという風に思えていただけると思います」
一方、不正が続いた「土地改良区」の問題について、県は、5月下旬に県内102カ所のすべての土地改良区を対象に「コンプライアンス研修」を実施するとともに、特別検査も行う事を明らかにしました。