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サンポート高松周辺の「遊歩道化」に市民の9割近くが好意的 検討会議で社会実験の結果報告 高松市

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 香川県が実現を目指すサンポート高松周辺の「遊歩道化(プロムナード化)」について、市民へのアンケート調査で、9割近くが好意的な回答をしたことが分かりました。

 関係する行政機関や交通事業者などで作る「遊歩道化」の検討会議で、2023年8月に香川県が行った社会実験の結果が報告されました。

 実験では、建設中の県立アリーナ北側の道路を片側1車線ずつに規制、JR高松駅北側の道路を通行止めにし、周辺の交通量の変化を調べました。
 その結果、周辺の交差点では迂回による交通量に問題は見られませんでしたが、フェリー乗り場前の道路で、朝夕のピーク時に一時的に渋滞が発生しました。

 また、約900人から回答があった高松市民へのアンケート調査で、遊歩道化について「とても良い」または「良い」と回答した人が、JR高松駅北側は88.1%。県立アリーナの北側は89.4%でした。

 主な理由は「信号や車両の通行がない方が歩行者にやさしい」や「イベントも開催しやすい」といったものでした。

(プロムナード化検討会議 委員長 日本大学/中村英夫 教授)
「社会実験の結果を踏まえて、実現に向けて地域の合意を進めていく」

 県はこの結果を踏まえ、社会実験を行った2カ所の車線規制と通行止めを遊歩道化の「原案」とし、地域住民との合意形成を図っていく方針です。

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