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物流の2024年問題 岡山運輸支局などが地元の経済団体にトラック事業者との運賃交渉を要請

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 「物流の2024年問題」による輸送力不足の解消を図ろうと、岡山運輸支局などが地元の経済団体に運賃交渉に応じるよう求めました。

 29日は岡山運輸支局や運送事業者などで作る「トラック輸送における取引環境・労働時間改善岡山県地方協議会」の代表者らが、岡山商工会議所連合会の松田久会長に要請書を手渡しました。

 2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の上限が年間960時間に規制されています。

 これに伴い運送業者の人手不足や物流の停滞など、いわゆる「2024年問題」が懸念されています。

 協議会では輸送力不足を解消するにはトラックドライバーの確保などが重要としています。

 そして、時間外労働時間の規制で減収が懸念されるドライバーの賃金をアップするため、荷主の企業にトラック事業者との運賃交渉に応じるよう求めました。

(中国運輸局岡山運輸支局/今岡俊之 支局長)
「特に中国地方の方が輸送力不足するというものが出てますので、そこは皆さん危機感持たれてると思いますので、そこの対応というのは非常に重要になってくるかなというふうに思ってます」

(岡山県商工会議所連合会/松田久 会長)
「物流を任せる側も受ける側も、全体的な理解を進めていかなければいけないと思ってます」

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