利用客が増える夏場を前に、四国運輸局などがフェリーの立ち入り検査を行いました。
安全な運航を確保するため、四国運輸局では6月28日まで、管内の58事業者、63航路で旅客船やフェリーの点検を行います。
4日は船舶検査官や船舶測度官、海上保安官ら9人が高松港と土庄港を結ぶフェリーに乗り込みました。
そして救命胴衣や消火器の配備状況を確認し、船員が安全を確保して車の輸送作業に取り組んでいるかをチェックしました。
四国運輸局の管内では2023年度、旅客船やフェリーの事故が7件報告されています。
(四国運輸局/阿部真嗣 海上安全環境部長)
「お客さんに安心して船に乗っていただけるよう、安全点検を通じて事業者に訴えていきたいと思っている」