大型蓄電池の製造・販売を手掛ける東京のベンチャー企業「パワーエックス」が19日、岡山県玉野市の新工場を公開しました。
パワーエックスの蓄電池モジュールの生産拠点「パワーベース」で公開されたのは、船舶用の蓄電池モジュールの生産ラインです。ここでは電気をためる「セル」と呼ばれる電池を組み合わせ、モジュールという蓄電池をつくります。
ここでは国内最大級の年間約3.9GWhの容量分の蓄電池が生産できるということです。
パワーエックスでは世界初となる「電気運搬船」の開発を目指していて、2025年半ばからの本格的稼働を予定しています。
(パワーエックス/伊藤正裕 社長)
「早く商品化して出荷したい。まず日本国内それから海外にまで出荷して成長産業にしっかり乗りたい」