再編整備が検討されている岡山県笠岡市の笠岡工業高校の同窓会が母校を対象から除外するよう笠岡市議会に請願しました。
(笠岡工業高校 同窓会/采女信二郎 会長)
「少子化というか経済原則だけで廃止にしていいものか、みなさまのお力をお借りして母校の存続をお願いしたい」
笠岡工業高校同窓会を代表して請願を行ったのは、同窓会会長の采女信二郎さんです。
笠岡工業高校は2023年度以降、1年生の生徒数が2年連続で100人を下回ったことから県教育委員会の基準により再編整備の対象となっています。
采女さんは市議会の総務文教委員会で「統廃合は人口の流出にもつながる」などと述べ、再編整備の対象からの除外を求めました。
委員会は全会一致で請願を採択しました。
今後、本会議で請願が採択されれば岡山県と県教育委員会に意見書を提出することにしています。