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パリ五輪・自転車チームスプリント 日本記録更新でドイツ破り5位に 岡山出身の長迫吉拓選手と太田海也選手が出場

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 パリオリンピック・自転車男子チームスプリントに岡山市出身の太田海也と笠岡市出身の長迫吉拓が出場しました。

 1チーム3人で行うチームスプリントは、1周走るごとに先頭の選手が抜けていき、3人目の選手がゴールしたタイムを競います。

 予選を突破し、上位8チームに残った日本はフランスと対戦。第1走者は長迫です。

(実況)
「ちょっと滑ったか」

 長迫はスタートで出遅れますが、懸命に走ります。

 第2走者は太田。フランスとの差を縮め第3走者につなぎます。

 日本は追い上げを見せたものの、フランスに敗れました。

 その後行われたドイツとの5位決定戦。長迫は今度はいいスタートを切ります。

 長迫から第2走者の太田へ。太田は、さらにスピードを上げ第3走者に後を託します。

 日本は、予選でマークした日本記録を更新する42秒078で勝利し、5位となりました。

(笠岡市出身/長迫吉拓 選手)
「次につなげたいと言いたいが、これのために頑張ってきたので、次とはなかなか切り替えられないと思う」

(岡山市出身/太田海也 選手)
「世界で戦えるところをきょう含めてきのうも見せられたと思うので、4年後のロサンゼルス(五輪)に向けて日本の自転車チームがメダルを量産する一歩目をきょう踏み出したと思う」

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