香川県観音寺市で地元の中学生らによる手作りのお化け屋敷が人気を呼んでいます。
観音寺市の子育て支援センター「ほっとはうす萩」。お化け屋敷は昔ながらの楽しい娯楽を経験して欲しいと、観音寺市子育て支援センターが6年前から始めました。
お化け屋敷に訪れた児童、最初は余裕しゃくしゃくの表情でしたが……。出てきたときには大泣きです。
(児童)
「(Q.何が怖かった?)もう全部怖かった。(Q.一番怖かったのは?)もう全部。お姉ちゃんのやつが一番怖かった」
(記者リポート)
「仕掛けや演出はとても凝っていて、これは、子どもさん、怖いと思います」
200点を超えるお化けの画や人形など観音寺市の4つの中学校の美術部員が作りました。お化け役も中学生らが務めます。
(お化け役の中学生は―)
「(Q.大変なことは?)動いたらライトとかつくので、そこが大変でした」
「(Q.怖がらせる工夫は?)無言で後ろついて行ったりしています。(Q.そうするとどうなるの?)(子どもたちは)叫びながら走っていきます」
(皿屋敷)
「一枚、二枚……一枚足りない」
皿を数える音声が流れるのは2024年の新作「番町皿屋敷」です。センサーが人の動きを感知して動く仕掛けは香川高専詫間キャンパスの生徒たちが考えました。
手を置くと首が伸びる「ろくろ首」など定番のお化けたちも怖さを増すように改良を加えたということです。
このお化け屋敷は無料で8月の11日まで行われています。