2025年の大阪・関西万博に伝統工芸品として出展するさぬき市の「竹細工」の展示会を香川県の池田知事が視察しました。
いまにも動き出しそうな鷹の作品。薄くした竹の皮を何枚も重ねることでリアルな迫力を生み出しています。
さぬき市の「21世紀館さんがわ」では地域の愛好家ら47人が作った竹細工の作品約380点を展示しています。
さぬき市は40年ほど前から竹細工による地域おこしに取り組んでいて、2025年4月、大阪・関西万博で香川県の伝統工芸を紹介する催事にも出展します。
池田知事は繊細な技法で細部までこだわった作品を鑑賞した後作家に指導を受けながら竹細工作りにも挑戦しました。
(香川県/池田豊人 知事)
「(作ってみたら)難しかったですね。(竹細工を通して)手先の器用な県民性、そして伝統、歴史を万博でも見てもらえるのかなと思います」