竹が多く採れるさぬき市では、40年ほど前から竹細工で地域おこしをしています。「21世紀館さんがわ」(さぬき市寒川町)で開かれている「竹細工作品展示会」には、羽の細部まで作り込まれたカマキリや、ゆらゆら揺れる金魚など、竹細工の愛好家集団「バンジョイ塾」の会員45人が作った約460点の作品が並んでいます。
こちらのゴルフクラブは、パーツごとに4種類の竹が使われていて、ファスナーやクラブの一本一本が精密に再現されています。
バンジョイ塾代表の戸田修治さんは「竹でできないものはないとそこまで豪語するわけではないですけど、『あっ』というものができます。それが(作る)楽しみです」と話しています。
展示会はさぬき市教育委員会などが開いたもので、今回で20回目です。コロナ禍で中止していた体験教室も4年ぶりに開かれ、実際に風車などを作ることができます。
さぬき市の大山市長も訪れ、じっくり鑑賞していました。
「竹細工作品展示会」は6日まで開かれています。