介護職員の早期離職を防ぐためのセミナーが19日、岡山市で開かれました。
岡山県が開いたセミナーには介護施設の人事担当の職員らが参加しました。
社会保険労務士が講師を務め、先輩職員が新人職員らのメンタル面などのサポートを行う「メンター制度」を導入し、職員の不安を取り除くことが重要だなどと話しました。
介護労働者を支援している「介護労働安定センター」によりますと、2023年度の30歳未満の介護職員の離職率は20.5%で、全ての年代の平均よりも6.9ポイント高くなっています。
(参加者はー)
「法人が外国人の職員が多くて、メンター制度を導入することで、離職率の低下や働きやすい環境づくりにつなげたい」
「コロナ禍で人間関係が希薄になってきている状況、この制度を学ぶことで現場の職員間でスムーズに仕事ができる状況ができれば」