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【夏の甲子園】岡山学芸館が神村学園(鹿児島)に敗れ3回戦敗退 熱戦の後で…宿舎で見せた笑顔

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 夏の甲子園、岡山代表の岡山学芸館は17日の3回戦で鹿児島の神村学園に敗れました。熱戦を終えた選手たち、そして、監督にとってこの夏は忘れられないものになりました。

(岡山学芸館/佐藤貴博 監督)
「また来年も、センバツも、夏も来たい、甲子園に来たいって思うようなものを柚葵(竹下主将)はじめ3年生が残してくれた大会じゃないかなと思っています。私が監督をした中でナンバーワンの3年生だと思う。本当にありがとうって言いたい」

 部員100人の岡山学芸館。アルプススタンドにはベンチに入れなかった3年生たちがいました。毎試合2500人を超える大応援団をまとめ上げ、選手たちを後押しし続けました。

 ノーシードから勝ち上がった岡山大会。そして、甲子園。全員で、全力で、駆け抜けた夏。

 目標のベスト8には届きませんでしたが、学校史上初の「夏2勝」を挙げ、新たな歴史を作りました。【岡山学芸館 1‐7 神村学園(鹿児島)】

(岡山学芸館/沖田幸大 投手[3年])
「チームの勝利に貢献できるようなピッチングはできず申し訳なかったけど、自分はやりきったというか悔いがなく全力で終われた」

(岡山学芸館/丹羽知則 投手[3年])
Q.改めて甲子園の舞台は?
「目指して良かったというか、本気で勝負して良かった」

(岡山学芸館/竹下柚葵 主将[3年])
「岡山大会から甲子園まで来られて良かった。このホテルで長い期間(過ごして)、試合したり、毎日練習したりも思い出になった」

 宿舎では、高校生らしいこんなエピソードも。

(岡山学芸館/安延銀太 選手[3年])
「自分が福岡(練習補助員)の部屋に行って、ホラー映画を見て、そのまま、怖くて抱き合いながら寝ました」

 甲子園の2回戦で完封勝利を挙げた丹羽もマウンドを降りれば明るい性格の高校生。チームメートのモノマネが得意とのことで、不動の1番バッター・古謝のバッティングフォームを披露してくれました。

(岡山学芸館/古謝志侑 選手[3年])
「似てますねぇ」

 岡山大会から数えて9試合を戦い抜いた選手たち。学芸館の夏の終わりは充実感と笑顔に満ちあふれていました。

「学芸館ありがとう!」

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