うどんのつゆにも合うそうです。香川県産レモンの収穫が高松市で始まりました。
高松市の小林卓道さんは「璃の香(りのか)」という品種のレモンを栽培しています。
「璃の香」は、日本生まれのレモンの品種で、果肉や果汁が多く、まろやかな酸味が特徴です。2024年は梅雨明け以降の雨が少なく、大きく育てるのが難しい気象条件でした。
そうした中、小林さんは水やりをしっかり管理するなど大切に育てた結果、実が大きく、果汁がしっかり入ったレモンに仕上がりました。
(篠原茉那リポート)
「ほどよい酸味で苦味がほとんどありません。すごくすっきりとした味わいなので後味もすごくいいです」
璃の香は、うどんのつゆやビールにひと絞り入れると爽やかな味変が楽しめます。また、皮までおいしいので、マーマレードやマドレーヌなどにも使われています。
(「璃の香」を栽培/小林卓道さん)
「晩酌だったりいろんな料理にもプラスワンで入れてもらって、これからの残暑を爽やかな璃の香で乗り切ってもらえたら」
香川県は2024年度からこうした県産のレモンを「さぬき讃レモン」としてブランド化を進め、県内外にPRすることにしています。