サッカーJ3、カマタマーレ讃岐は25日、ホームに1万人を集めてJリーグ参入10周年の記念試合を行う予定でした。しかし雷の影響で中止となりました。
(記者リポート)
「『カマタマ1万人祭り』と題して1万人の集客を目指しています。試合開始2時間前なのですが、スタジアムグルメの出店やさまざまなイベントで大勢の人でにぎわっています」
強い日差しが照り付け、丸亀市のPikaraスタジアム周辺は夏祭りのような雰囲気でした。運営会社も1万人の集客に向けて手応えがあったそうです。
(サポーターは―)
「いつもより多くてスタジアムグルメも盛り上がってこれは絶対に勝ちの予兆」
「集客に貢献しようと思って2人に声を掛けて連れてきている」
今シーズン初の3連勝を懸けた福島戦。午後7時の試合開始を待つばかりでしたが、約1時間前から雲行きが怪しくなります。スタジアムからも落雷が確認でき、観客は屋根のある所に避難しました。
(記者リポート)
「雷が止まらないため、先ほど試合の中止が正式に決まりました。スタジアム内にアナウンスされています」
(サポーターは―)
「残念でした。3連勝してくれると思ったのに」
「せっかくいっぱい入ってくれたのに、天気だけは仕方ないですけど」
(カマタマーレ讃岐/米山篤志 監督)
「勝って一緒に喜ぶことができれば最高だったが、次の機会に回したい」
(カマタマーレ讃岐/池内秀樹 社長)
「9983人(来場)という予想だった。安全第一で考えた時に中止という判断をした。来ていただいた方には本当に残念だが、試合はまだまだ続くので引き続き応援していただきたい。われわれもしっかり頑張る」