パリオリンピックの体操男子で金3つ、銅1つを獲得した岡山市出身の岡慎之助選手が26日、地元で開かれた祝賀会に出席しました。
岡選手の地元、岡山市南区の興除地区の有志でつくる団体が開いた祝賀会の会場には約800人が詰めかけました。
祝賀会には、町内会の人や小学校時代の恩師も駆け付け岡選手が再会を懐かしんでいました。
(岡慎之助 選手)
「担任の先生に)僕、おんぶしてもらったの覚えています」
(岡選手が小5のときの担任)
「おんぶしてもらったの覚えていると慎ちゃんが言っていたんですけど、記憶がない。(岡選手は)皆さんに愛されているなと思いました」
(岡慎之助 選手)
「皆さんにメダルを見せることができて、めちゃくちゃうれしく思っています。本当はメダル4つあるんですけど、首が筋肉痛になっちゃうので1つで」
岡選手はパリオリンピック体操男子の団体、個人総合、種目別の鉄棒で金メダル、種目別の平行棒で銅メダルを獲得しました。
興除地区の人たちは連日、公民館に集まりテレビに向かって声援を送り続けました。
祝賀会が終わって会場を出た岡選手を多くの人たちが出迎えました。祝福の嵐の中で身動きがとれない岡選手。それでもひとりひとりとハイタッチし、メダルを触ってもらうなど交流していました。
(岡慎之助 選手)
「やばいです。最高すぎます。幸せです。(Q.興除地区の久しぶりの空気は?)熱すぎるっす」
(岡慎之助 選手)
「岡山県民として国スポに出るのでみんな見てください」
(岡慎之助 選手)
「写真、写真」
(訪れた人)
「サインをもらいました。金メダルも持たせてもらいました。すごくかわいい」
(岡選手の地元の同級生)
「誇れるっす」
「かっこよくなったよな。めちゃくちゃ。モテモテやろ絶対。めっちゃかっこよくなりました中身も外見も。中身も外見もかっこよくなったっす」
一夜明けた27日、岡選手は岡山市役所を訪れました。そして、大森雅夫市長にオリンピックの結果を報告しました。
(岡山市/大森雅夫 市長)
「パレードをやったらどうかという話も今、話題として出ています」
(岡慎之助 選手)
「(パレードの車に)乗ったらめちゃくちゃ気持ちいいよと言われたのですごく楽しみです。あれだけの方が応援してくれてたんだと思って、頑張ってよかった。パリオリンピック前には応援メッセージとかビデオをもらっていたので、それで自分のギアが上がっていました」