東京電力の小早川智明社長は、年頭のあいさつで「今年はワンチームをキーワードに取り組む」と述べました。
東京電力の小早川社長は、福島第一原発での年頭あいさつで、「今年は燃料デブリの本格的な取り出しに向けたターニングポイント」と話し、社員に対して次のように呼び掛けました。
東京電力 小早川智明社長 「中長期を見据えた新しい取り組みとして今年は現場レベルでの立場を超えた信頼関係、協働体制を構築する年、すなわち『ワンチーム』をキーワードに取り組んでいきたい」
去年、試験的な取り出しが完了したデブリは、本格的な取り出しに向けて分析が進められていて、東京電力は次の試験的取り出しを早ければ今年3月にも始めることにしています。