8月、備前市が中学生と高校生をアメリカのロサンゼルスへ連れていくツアーを実施しました。ツアーに同行した備前市の吉村市長は2025年度も海外へのツアーを市で行っていく考えを示しました。
(備前市/吉村武司 市長)
「大谷選手の40‐40(40本塁打と40盗塁)を直接見ることができ、大変刺激のある5日間であった」
29日の備前市の定例会見で吉村市長がツアーの感想を述べました。
ツアーは備前市が約1億3000万円をかけて企画したものです。抽選で選ばれた市内の中高生約200人が8月、アメリカのロサンゼルスを訪れました。
参加した高校生によりますと岡山市に本社があるカイタックホールディングスの現地工場を訪れたほか、メジャーリーグを観戦したり、ロサンゼルスの街並みを散策したりしたということです。
会見で吉村市長は2025年度についてもロサンゼルスのほか、備前市と交流がある韓国やフランス、オーストラリアの都市へのツアーを実施していきたいと話しました。
(備前市/吉村武司 市長)
「子どもたちに世界を知ってもらう。財源がかなうのであれば、来年も当初予算に提案し議会の賛同を得たい」