岡山県PTA連合会が加盟団体の大幅な減少などを理由に2024年度末での解散を決めたことが分かりました。全国初のケースだということです。
岡山県PTA連合会によりますと、県PTA連合会は各郡や市で作るPTA連合会が加盟する組織で1948年に設立。
2008年度には岡山県内21の郡・市全ての連合会が加盟していましたが、現在は瀬戸内市や備前市など5つの団体にまで減っています。
県PTA連合会は加盟団体からの年会費で活動費を賄っているため、これ以上活動を続けることができないと判断し、2024年度末での解散を決めました。
実際の活動は2024年いっぱいで終了します。
県PTA連合会の神田敏和会長は「加盟団体の退会を防ごうと努力してきたが限界が来た。解散は残念で申し訳ない」とコメントしています。
岡山県教育委員会によると都道府県単位での連合会の解散は全国で初めてだということです。県教委は「県PTA連合会が担ってきた情報共有や研修についてはカバーする体制を整える」としています。