香川県坂出市はJR坂出駅周辺の再整備事業について「大林組」などで構成するグループと優先的に交渉することを決めました。
(記者リポート)
「JR坂出駅北口の再開発拠点となる施設とその広場はバスターミナルとその奥のスペースを使って2028年度中の使用開始を目指します」
坂出市は坂出駅周辺の再整備事業を、民間の事業者に建設や運営を任せるPFI法に基づき、企画提案の公募を行っていました。その結果、8月の選定委員会で、事業者の交渉先を大林組を核とする7社のグループに決めました。
TSUTAYAなどを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブや穴吹エンタープライズなども名を連ねています。
事業計画ではJR坂出駅北口の拠点施設を「まちのリビング」と位置付けし、誰でも気軽に立ち寄れる施設を目指します。
建物は4階建て、中央を吹き抜けにし、各階を半階上下にずらしたスキップフロアとします。
「にぎわい」「学び」「子育て支援」の3つ機能を備えさせ、1階にはカフェや特産品の販売所、2階より上には「図書館」の他に、「子ども専用の図書館」「プレイルーム」などを設けます。
(坂出市/有福哲二 市長)
「坂出のような小さい町は、まず呼び水を行政が作り上げていかなければ前に進んでいかない。私は駅前の複合施設は呼び水となる大事な施設になると考えている」
また、番の州工業地帯と市街地の間にある「坂出緩衝緑地」は、今ある樹木を整備して、敷地内に芝生の丘を設け、市民が自由に活動できる施設やカフェなどを設置します。交渉先の事業者の提案価格は約140億円です。
市では9月下旬に事業者と協定を結び、12月定例議会の審議を経て、契約を結び、4年後の2028年度中の使用開始を目指しています。