香川県の東讃保健所管内にある飲食店の電話番号が、営業者が「非公開」を希望していたのに厚生労働省のオープンデータとして公表されていたことが分かりました。
香川県によりますと、9月5日に飲食店の営業者から「携帯電話にセールス電話が掛かるようになった。番号は保健所等の限定されたところにしか伝えていない」という旨の連絡が東讃保健所にありました。
飲食店が営業許可申請を出した際、店は電話番号の公開を希望していなかったにもかかわらず、東讃保健所が誤って厚生労働省の申請システムに「公開」の扱いで入力していたことが原因です。店の電話番号は、申請の許可が下りた2024年4月以降に公表されたということです。
県は今後、ほかに同様の不備がないかを確認するとともに、現行のダブルチェックの方法を読み上げ方式にするなどして再発防止に努めるとしています。