倉敷市芸文館で20日、「防災トイレフォーラム」が開かれました。NPO法人日本トイレ研究所が開いたもので、全国から自治体の職員ら約500人が参加しました。
防災の専門家らが、災害が発生した時に被災者の健康を守るためには迅速に仮設トイレを設置することや、トイレの衛生面を保つことが重要であることを伝えていました。
トイレの整備が不十分だと、排泄を減らすために水分補給を控えてしまい、体調不良につながりやすいということです。
また会場では災害用トイレの展示会が開かれました。快適に使用できるよう洋式便器を備えるなどした仮設トイレや、水がなくても臭わないという小便器など、18の企業が製品を紹介していました。