災害が起きたときに被災者のニーズに合った物資を提供するための講習会が岡山市で開かれました。
NPO法人や企業、行政でつくる団体「災害支援ネットワークおかやま」などが開いた講習会です。
この団体は、企業が被災地に提供できそうな物資をあらかじめリスト化し、実際に災害が起きたときに迅速に送るためのシステムを2022年に開発しました。物資のリストは、カタログのようにパソコンの画面上に表示されます。
これまでに約40社から協力を得ていますが、リストをさらに充実させようとしています。
講習会では、団体のメンバーらがシステムの仕組みや操作手順を確認しました。
(災害支援ネットワークおかやま/逢澤直子さん)
「災害が起きてから何か持ってきてくださいというのはもう遅いと思うので、今から何ができるかというのを聞いておけるというのが強みかなと思ってます。よりネットワークを強固に丁寧にしていきたい」