香川県の小豆島に冬の訪れを告げる「芋づるの塔」がお目見えしました。
サツマイモの栽培が盛んな土庄町の伊喜末(いぎすえ)地区では、2024年は約40kgを収穫しました。
収穫が終わると、軽トラック15台分のイモのつるが集められ、三角形に組んだ丸太に巻き付けていきました。
このようにして作られる「芋づるの塔」は、もともと、つるを自然乾燥させて牛の餌などにするために作られていたものです。牛を飼う農家が減り、次第に見られなくなりましたが、冬の風物詩を残そうと、地元住民が地区の子ども会と一緒に2010年から毎年作っています。
完成した2つの塔には電飾が施され、夜間はイルミネーションとして楽しめるということです。