世界的な彫刻家イサム・ノグチの生誕120年を記念した講座が9日、高松市で開かれました。
香川県立ミュージアムで開かれた講座には約100人が参加しました。
イサム・ノグチは、晩年、庵治石の産地である高松市牟礼町にアトリエを構えました。
学芸員は「ニューヨーク、パリ、高松と場所を移しながらその土地の文化や風土を吸収し表現の幅を広げていった」と説明。「小さなインテリアデザインから広大な公園までを手掛けた、類いまれな芸術家」だと評しました。
(香川県立ミュージアム 主任専門学芸員/窪美酉嘉子さん)
「誰も真似ができない壮大な創造。それを短い時間でしたけど皆さんに感じていただけたら」
県立ミュージアムでは、生誕120年を記念して、2024年度、5つのテーマで展示を行っていて、現在は、光の彫刻「AKARI」を展示しています。