12月7日、悲願のJ1昇格を懸けプレーオフ決勝に臨むファジアーノ岡山。決戦に向けチーム一丸となって準備を進めています。
ファジアーノ岡山は4日メディアに練習を公開しました。選手たちはリラックスした表情でストレッチやランニングで汗を流していました。
(ファジアーノ岡山/木山隆之 監督)
「引き続き全員がいい状態であると思うので、きょうもいい動きだったと思います」
J1昇格を4チームのトーナメントで争うプレーオフ。12月1日の準決勝では、2年前にプレーオフで完敗した因縁の相手・山形と対戦しました。
前半31分にDFの本山が先制点を奪うと、攻守一体となったアグレッシブなサッカーで3対0と完勝。J1昇格に王手をかけました。
決勝の相手はリーグ戦で6位のベガルタ仙台。プレーオフ準決勝でリーグ戦3位の長崎に快勝し、勢いに乗っています。
リーグ戦の対戦成績は今季、ファジアーノの2戦2勝。5位のファジアーノが上位となるため、引き分け以上でJ1昇格が決まります。
しかし監督・選手の思いは……
(ファジアーノ岡山/木山隆之 監督)
「自分たちからやっぱりしっかりつかみ取りに行く。しっかり勝利をつかみ取りに行く」
(ファジアーノ岡山 GK/ブローダーセン選手)
「無失点・負けないようにでは、そのモチベーションで入ったら絶対に、難しい試合になると思う。アグレッシブにプレーしたら絶対に僕たちが勝つと思う」
クラブとして初めてホームで挑むプレーオフ決勝の舞台。決勝戦はVAR、ビデオアシスタントレフェリーが導入されるなど、普段のリーグ戦とは環境が異なります。
その中で「普段通りのプレー」ができるかどうかが試合の鍵を握ります。
(ファジアーノ岡山 MF/田部井涼 選手)
「ワクワクする気持ちが一番。今年1年間チーム全員でやってきたので、そこの姿勢をしっかり出してJ1昇格したい」
(ファジアーノ岡山 FW/一美和成 選手)
「守備でも攻撃でも自分がスイッチを入れるところは監督にも要求されますし、最後の一戦でより集大成じゃないですけど、岡山の完成形を見せたい」
満員のサポーターとともにホームで勝ってJ1昇格を決める。プレーオフ決勝は7日午後1時キックオフです!
(ファジアーノ岡山/木山隆之 監督)
「いつも言ってますけど、我々のサポーターは本当にすごいので。いいときも良くないときも我々のそばにいてくれるので、とにかくホームで我々全力を尽くすので一緒に戦ってほしい」