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東京五輪ソフトで金 原田のどかさんが現役引退を岡山市長に報告「世界を知る機会を子どもたちに」

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 女子ソフトボールの日本代表として東京オリンピックで金メダルを獲得した岡山南高校出身の原田のどかさんが、12月2日に現役を引退したことを岡山市の大森市長に報告しました。

 岡山市役所を訪れた原田さんは約50人の職員に拍手で出迎えられました。そして、大森市長から花束を受け取り現役引退を報告しました。

 総社市出身の原田さんは小学3年生で野球を始め、岡山南高校入学後はソフトボールと掛け持ちするようになりました。高校2年生のときに女子野球のワールドカップで優勝すると、ソフトボールに専念しました。

(原田のどかさん[当時17歳])
「野球の金メダルが並んでいるんですけど、その横にソフトボールで取ったオリンピックで取った金メダルを一緒に並べたら最高だと思います」

 高校卒業後は社会人チームでプレーし、2021年の東京オリンピックでは日本代表に選ばれました。オリンピックでは全6試合にフル出場し、金メダル獲得に貢献しました。

 原田さんは、「新しいことに挑戦したい」として12月2日に現役を引退しました。今後は、現在所属しているトヨタ自動車でコーチとして活動するとともに地元・岡山で子どもたちの育成にも取り組みたいとしています。

(2日に現役を引退/原田のどかさん)
「私は、岡山に育ててもらって岡山で成長させてもらって世界を経験できた部分もあると思うので、そういう世界を見る機会とか、世界を知る機会を子どもたちに伝えていきたい」

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