聴覚障害者に配慮して、赤色灯の光り方で緊急走行と通常のパトロールを見分けることができるパトカーが岡山県警に配備されました。
新型のパトカーには、警察庁が2024年10月から全国で導入を始めた赤色灯を採用しています。
緊急走行中はこれまでと同じ0.5秒間隔で光ります。一方、通常のパトロール中は約2秒間隔でゆっくりと光ります。
これまでのパトカーの赤色灯は緊急走行と通常のパトロール中の光り方は同じでした。緊急走行中はサイレンを鳴らすことで区別していて、見た目だけでは判別できませんでした。
岡山県警はパトカーや交通事故処理車など約300台を順次、新しい赤色灯に更新していく予定です。
(岡山県警本部 装備課/武政博之 次長)
「新しい赤色灯の導入を通じまして聴覚に障害のある方をはじめ、広く県民の皆さまが安全安心に暮らせる社会につなげたいというふうに思います」