岡山労働局によりますと、岡山県の2025年3月の有効求人倍率(求職者1人当たりの求人数)は、1.48倍(季節調整値)でした。前の月と比べると0.02ポイント増えました。
有効求人倍率を都道府県別にみると、東京都(1.76)、石川県(1.68)、福井県(1.68)、香川県(1.51)に次いで、5番目の高い水準となっています。
パートを含む新規求人数は1万4487人(原数値)で、前年同月比で0.9%減少と3カ月ぶりの減少となりました。
産業別にみると、卸売業・小売業で21.8%増加、宿泊業・飲食サービス業で14.1%増加する一方、建設業で11.1%、製造業4.8%、医療・福祉で8.2%減少しています。
新規求職者数は6122人(原数値)で、前年同月比で2.3%減少し、5カ月連続の減少となっています。
岡山労働局は「持ち直しの動きにやや弱さがみられる。物価上昇等が雇用に与える影響に留意する必要がある」としています。