岡山県内で増える刑法犯を減らそうと、岡山市の高校生がボランティアパトロール用の防犯帽子をデザインしました。
岡山工業高校のデザイン科に通う河村日唯奈さんが考えた「防犯帽子」です。
(岡山工業高校 防犯帽子をデザイン/河村日唯奈さん)
「防犯の「O」の部分を鍵にして防犯のイメージが伝わるように考えた。パトロールの時に熱中症などに気を付けて使ってもらえたら」
岡山西警察署で25日、贈呈式が開かれ、200個の防犯帽子が岡山市のボランティアパトロール団体などに手渡されました。
2025年1月~8月末までの岡山県の刑法犯の認知件数は6655件で、前の年の同じ時期と比べて8.5%増えています。
警察は自転車やオートバイなどが無施錠で盗まれるケースが多いとしていて、注意を呼び掛けています。
警察は「同じ帽子を使うことで活動の一体感を生み出し、1つでも多くの刑法犯を減らしたい」としています。