歌手の伍代夏子さんと、アイドルグループSTU48の福田朱里さんが高松市の銀行を訪れ、行員に対して特殊詐欺を防ぐための声掛けの徹底を呼び掛けました。
百十四銀行の本店営業部を訪れたのは、歌手の伍代夏子さんと、瀬戸内を拠点とするアイドルグループ、STU48のメンバーで副キャプテンの福田朱里さんです。
2人は特殊詐欺を防止するための警察庁のプロジェクト「SOS47(フォーティーセブン)」の特別防犯支援官を務めていることから、今回、銀行で啓発活動を行うことになりました。
香川県内の特殊詐欺の被害額は、2024年が過去最高の約6億7728万円でした。
2人は窓口の行員に、被害に遭ったお客さんを実際に接客したことはありますか、などと質問しました。
(歌手/伍代夏子さん)
「窓口の行員の皆さんは声掛けを行ってくれているんですが、そもそも県民の皆さん自身が詐欺にあわないための対策をして、特殊詐欺被害のもとをたつということが重要だと思う」
(STU48/福田朱里さん)
「自分だけは大丈夫って思わずに、みんなで被害を防ぐためにお互い協力し合って情報共有していくことがすごく大事だなと思った」
伍代さんと福田さんは、厚生労働省の「知って、肝炎プロジェクト」のメンバーも務めていて、肝炎の検査や早期発見の大切さについても訴えました。