国立ハンセン病療養所「大島青松園」がある高松市の大島の将来的な在り方を考える初めての会議が22日に開かれました。
「第1回大島を未来へつなぐ会」には瀬戸内国際芸術祭の総合ディレクター北川フラムさんや「大島青松園」の入所者など計15人が参加しました。
(国立療養所大島青松園入所者自治会 森 和男会長)
「大島が我々がいなくなった後地域のみなさんにどう活用していただけるか」
会の目的は、2014年に高松市が策定した振興方策を見直すとともに島の将来に向けて意見を出し合うことです。今後の入所者の医療・介護サービスの提供や療養所施設の保存などについて話し合い、来年度中に新しい振興方策をまとめる方針です。
2014年には80人いた大島青松園の入所者は29人まで減り、平均年齢は87歳を超えています。