国立ハンセン病療養所・大島青松園がハンセン病への理解を深めてもらおうと高松市でイベントを開きました。 開催は今回が最後になる見通しです。
大島青松園は偏見と差別がない社会を築こうと四国各地で「ハンセン病フォーラム」を開いています。 13日は、9歳で大島青松園に入所した森和男自治会長が講演しました。
(大島青松園/森和男 自治会長) 「障害を持っている全ての人たちが、地域社会の中で一緒に暮らしていけるような、そういう社会にですね。1日でも早くなってもらいたい」
大島青松園には現在、50人あまりが入所していて、平均年齢は85歳を超えました。大島青松園はハンセン病について一定の理解が広がったことや入所者の高齢化を理由に、フォーラムの開催は今回が最後になるとしています。