サッカー・J1ファジアーノ岡山のGK・川上康平選手(24)が、J3の鹿児島ユナイテッドFCへ期限付き移籍することが決まりました。
川上選手は2024年シーズンに東洋大学から当時J2のファジアーノに加入。
加入してからリーグ戦の出場はないものの、政田サッカー場ではひたむきに練習に励み、2025年シーズンには天皇杯の北九州戦で公式戦初出場となるスタメン出場をつかみました。
川上選手の期限付き移籍の期間は2026年2月から6月まで行われるJリーグ百年構想リーグの間です。
【川上選手のコメント全文】
この度、鹿児島ユナイテッドFCへ移籍することとなりました。
2年前にファジアーノ岡山でプロキャリアをスタートし、試合に出場し活躍する自分の姿を思い描いていましたが、現実は決して簡単なものではありませんでした。チームとしては、昨年J1昇格という素晴らしい目標を達成し、今シーズンもJ1の舞台で戦い、残留を果たしました。
そのようにチームが日々大きく成長していく中で、自分はDAZNでアウェイゲームを観戦したり、スタンドの一番上から試合を見ることが多く、チームに貢献できていない自分を情けなく感じる日々でした。
その中でも、今シーズンは初めて公式戦に出場することができました。しかし、納得のいくパフォーマンスや結果を残すことができず、応援してくださった皆様の期待を裏切ってしまったことを、本当に申し訳なく思っています。
それでも、レベルの高い選手たちと毎日練習し、必死にもがき続けてきました。この2年間で確実に成長できたということは、自信を持って言えます。今回の移籍は、多くの方に相談し、たくさんのアドバイスをいただいた上で決断しました。
新天地では、必死にもがき、誰からも認められる選手になれるよう全力で取り組んでいきます。そして必ず成長した姿で岡山に帰って来ます!
最後になりますが、今シーズンもたくさんの応援、本当にありがとうございました。毎試合満員のスタジアムで、街全体の盛り上がりを感じながらプレーできたことは、僕にとってかけがえのない時間でした。
来シーズンもファジアーノ岡山への変わらぬ応援とともに、少しでも僕のことを気にかけていただけたらうれしいです。