香川県立中央病院で手術後に亡くなった70代の男性について、県は「病院に過失があった」として、遺族に損害賠償を支払い和解する方針を12日、明らかにしました。
香川県立中央病院で2022年9月、ロボット支援による腎臓の腫瘍摘出手術を受けた県内の70代の男性が術後に出血性ショックで死亡しました。
病院の医療事故調査委員会は、手術中に動脈の損傷を止血する際、糸で縛る回数が通常より少なく、術後に緩んで再び出血したこと、また出血に対する検査や処置が遅れたことが死亡の原因だと指摘しました。
県立中央病院は病院に過失があったと結論付け、男性の遺族に謝罪した上で示談について交渉しました。
遺族2人が合わせて3200万円の損害賠償金を受け入れる意向を示したため、香川県が22日開会の6月定例県議会に和解のための議案を提案します。