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卵高騰 スーパーで安く買うには?特売日どう決める?

経済

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 価格が高騰している卵をスーパーで安く買うにはどうしたらいいのか、専門家に話を聞きました。

■卵高騰 スーパーで安く買うには

 厳しい暑さから一転、ようやく秋らしくなってきました。

 肌寒い時に恋しくなるものといえば「おでん」です。創業88年で、長きにわたって愛されてきた味。そんななか、不動の人気を誇る卵に異変が…。

おでん専門店大阪屋 木下宏一店長 「先月末くらいから、ちょっとずつ上がってきている印象。好きな方、多いんで、卵は高いから外すとかそういうわけにはいかない。なんとかもうちょっと踏ん張って」

 卵の価格高騰が止まりません。

 実は卵の卸売価格は去年に350円まで高騰。今年1月には落ち着いていましたが、現在は255円と再び上昇傾向です。

 今月24日に開かれた鶏卵の需給見通しの会議では、猛暑の影響などから価格の上昇は続きそうです。

 そんななか、卵を少しでも安く買うにはどうすればよいのでしょうか。埼玉県にあるスーパーを訪ねてみると…。

 開店と同時にお客さんが向かった先は卵売り場。この日は卵の特売日。Mサイズが、なんと107円に。赤字覚悟の大サービスに、まさに飛ぶように売れていく卵。

60代の人 「(Q.そのなかでの価格高騰は?)痛い」 「(Q.特売というのは?)外せない」 「卵は毎朝、ゆで卵にして玉子サンドみたいにするので結構使う」

 食卓には欠かせない卵。薄利多売がモットーの地元で人気のスーパーですが、特売日にはさらにお得に買うことができるといいます。

スーパーマルサン久喜店 伊良原正裕店長 「誰しも必要になるとか、そういったものを安く提供するのが我々スーパーの使命じゃないかなと思う」

 実はスーパーで卵をお得に買える曜日がありました。それは…。

スーパーマルサン久喜店 伊良原正裕店長 「夕方の時間には完売してしまうケースもある」

■特売日どうやって決めてる?

 かつては価格の変動が少なく、「物価の優等生」と呼ばれていた卵。

 価格高騰が続くなか、スーパーマルサン久喜店では土曜日と火曜日の週2回、特売セールが行われています。

70代の人 「きょうは火曜市だから。火曜日はやっぱり安い。チラシが入る」 「(Q.きょうの狙いは?)卵。フフフ」

 なぜ土曜日と火曜日に特売日を設定しているのでしょうか。それは市場が休みの前日が狙い目だからだといいます。

スーパーマルサン久喜店 伊良原正裕店長 「土曜日は当然、土日で売りたい。水曜日は市場が休みなので商品がそろわない」 「(Q.前日の火曜日に特売をやるのは他のスーパーも?)多い。やるところはあると思う」 「多くのお客さんに来てほしいという思いから、火曜と土曜に99円(税抜き)で特売をやっている」

 この価格高騰はいつまで続くのでしょうか。卵好きが高じて“卵ソムリエ”の異名を持つプロに聞いてみると…。

“卵ソムリエ”小林ゴールドエッグ 小林真作社長 「例年の傾向でいうと、年が明けて1月の前半は比較的、卵が安いタイミング。少し正月の間に卵がだぶりやすい傾向がある。正月が明けて比較的、卵が余っている。その時期はお得に買えることも多いのでは」

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