香川県独立の父と呼ばれる中野武営の功績をたたえる「ブエイ祭り」が10月6日に高松市で開かれ、武営が好んだ古典芸能の「能」などが上演されます。
「ブエイ祭り」は10月6日、高松市の玉藻公園などで開かれます。西側広場では中野武営の銅像の除幕式が行われます。
その後、公園を無料開放して火縄銃鉄砲隊の演武や高松藩の伝統的な泳法である水任流の披露などさまざまなイベントが行われます。
また、うどん2000食が無料で振る舞われるほか、隣の香川県立ミュージアムでは武営が好んだ能の舞が行われます。
明治から大正にかけて政治家・実業家として活躍した中野武営はこれまでほとんど知られていませんでした。
祭りを主催する中野武営顕彰会は銅像の設置や知名度アップを目指し、5年前から活動しています。
(中野武営顕彰会/佐伯勉 会長)
「(中野武営について)10人聞いてみたら5人くらいが知っていると言ってくれないかなというのが一番の願い。そのためにずっと努力をしてきた」