韓国軍は北朝鮮が南北の境界近くに戦車の侵入を防ぐ丘のような構造物を作ったと明らかにしました。
韓国軍の4日の発表によりますと、北朝鮮は先月15日に韓国とつながる道路と鉄道を爆破した後、重機と兵力を投入し、先週にかけて作業を進めていました。
3メートルから5メートルの深さの穴と、その北側に土を積んで木を植えた高さ5メートルから11メートルの丘の形の構造物を作っていて、長さは左右120メートル以上だということです。
一方で、土を崩して穴を埋めれば短時間で撤去が可能なため、「韓国との完全遮断」を強調するための象徴的な意味合いが強いとの見方を示しています。