アメリカのバイデン大統領は共和党のトランプ氏が大統領選で勝利を収めた後、初めて演説に臨み、平和的な政権移行の必要性を強調しました。
バイデン大統領 「きのう、次の大統領であるトランプ氏と電話し、彼の勝利を祝った。平和で秩序ある政権移行を確実にするため彼らと協力することを約束した」
バイデン大統領は7日、トランプ氏が勝利した大統領選について「常に国民の意思が優先される」と述べ、選挙の結果を受け入れる考えを示しました。
そのうえで、来年1月20日に行われるトランプ氏の大統領就任式に向け、政権移行が平和的に行われる必要があるとし、今後、トランプ氏側と協力していく姿勢を示しました。
また、自らの4年間の政権運営について、アメリカをより良い国に変え、世界最強の経済を残すことができたと強調し、ホワイトハウスのスタッフに対して「後退は避けられないが、諦めることは許されない」と訴えました。