ホワイトハウスはバイデン大統領とトランプ次期大統領が13日に会談すると発表しました。政権移行に向けた動きが本格化することになります。
バイデン大統領とトランプ氏の会談は13日にホワイトハウスの大統領執務室で行われます。
アメリカでは大統領選挙の後、現職の大統領が次の大統領を招いて会談することが慣例となっていますが、前回2020年の選挙では当時大統領だったトランプ氏が敗北を認めず、勝ったバイデン氏との面会を拒んで政権移行に遅れが生じた経緯があります。
バイデン氏は7日の演説で、「平和的で秩序ある政権移行に取り組む」と強調し、トランプ氏をホワイトハウスに招いて会談する意向を示していました。
一方、トランプ氏は政権運営の要となる大統領首席補佐官にスーザン・ワイルズ氏を起用し、今後、閣僚を含む政府高官の人事が本格化します。
トランプ氏は9日、自身のSNSで、元国連大使のニッキー・ヘイリー氏と元国務長官のマイク・ポンペオ氏について、新しい政権で起用する考えがないことを明らかにしました。
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