気象庁が鹿児島県与論町に大雨特別警報を発表し、「命の危険が迫っている」として、身の安全を守るよう呼び掛けました。
気象庁大気海洋部 杉本悟史予報課長 「命の危険が迫っているため、ただちに身の安全を確保しなければならない状況」
大雨特別警報が発表された与論町では、9日午前3時までの24時間で降った雨の量が500ミリを超え、観測史上最大となっています。
与論町役場によりますと、これまでに床上・床下浸水が17件、道路の冠水が31カ所確認されています。
大雨特別警報が11月に出されるのは初めてのことです。
奄美地方のほか、沖縄県でも日中にかけて大雨が予想されていて、低い土地の浸水や川の増水、土砂災害に厳重な警戒をして下さい。