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瀬戸大橋で6時間立ち往生 高さ65m…列車の150人救助 乗客「火花が散った」

社会

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 10日午前7時35分ごろ、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋で高松発・岡山行きの列車が緊急停車。海面まで65メートルもの高さで動けなくなった列車には、およそ150人の客が乗っていました。

4号車にいた乗客 「4号車の辺りから上の何かがバーンといきなり落ちたみたい。煙が出て火花が散って、そのままストップした感じですね」

 異変を感じたという車内では…。

車掌 「電車に電気を送る線、そちらにトラブルが発生しまして、現在運転再開のメドが立っていないと報告を受けています」

 トラブルの影響でしょうか、車内の空調からは“黒いすす”のようなものが落ちているのが分かります。

 乗客らが列車に閉じ込められること6時間。ようやく、救助の列車が到着します。

 高さ65メートルもの橋の上での救助作業となりましたが、全員無事救出されました。

JR四国 鉄道事業本部長 長戸正二専務 「お客様に大変なご迷惑をおかけしたことを深くおわびを申し上げます」

 原因は調査中ですが、架線が切れていたということです。車両に搭載された3基のパンタグラフがすべて損傷、自力で走行できない状態だったといいます。

 JR四国はトラブルの原因とみられる部品の交換をして、11時間後の10日午後8時すぎに運転を再開したということです。

(「グッド!モーニング」2024年11月11日放送分より)

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