著名人をかたるSNSを使った投資詐欺で、女性から8300万円をだまし取ったとして中国籍の男が逮捕されました。
自称・会社役員の温シャク麟容疑者(34)は去年12月、茨城県に住む70代の会社役員の女性から金の積み立て投資の資金として8300万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、温容疑者はSNSに掲載された嘘の広告から、経済アナリストの森永卓郎さんの写真を使ったLINEアカウントに女性を誘導していました。
女性は2回にわたって、受け子に現金を手渡したということです。
他にも指定された口座に振り込むなどして女性は合わせて8億900万円をだまし取られたとみられ、SNS型投資詐欺の被害額としては、過去最高とみられています。