衆議院は本会議で予算委員長に立憲民主党の安住前国対委員長を正式に選出するなど委員長人事を決定しました。野党ポストが大幅に増え、国会論戦で野党側が主導権を握る場面も出てきそうです。
立憲民主党 安住淳前国対委員長 「与党が一方的に何かその日程を決めてどんどん今までのようにやってきたのとは違って、熟議のね、与野党伯仲らしい熟議の国会が実現すればいいかなと」
立憲民主党 西村智奈美前代表代行 「野田代表の強い思い入れがあってということのようでございます。しっかりと受け止めながら今後の職責を果たしていきたい」
立憲民主党 枝野幸男最高顧問 「党派間の違いがあることは前提として、違いは違いとして認め合いつつ一致点に基づいた広範な合意形成が図れるように審査会長として努力をしてまいりたい」
立憲民主党からは選択的夫婦別姓について審議される予定の法務委員長に西村智奈美前代表代行が選出されました。
また、憲法審査会では枝野最高顧問が会長に選ばれました。
常任委員長は17あるポストの配分が与党10、野党7となり、解散前の与党15、野党2の割合から構図が大きく変わりました。
国会運営は委員会によって法案の採決や答弁者の指名などで審議が野党ペースになることが増えそうです。