今年の「世界デジタル競争力ランキング」が公表され、67の国・地域のうち日本は去年より一つ順位を上げ31位でした。
このランキングは行政やビジネスモデル、社会の変革につながるデジタル技術の導入や活用の状況をみるものです。
スイスのビジネススクールが統計データや経営者らへのアンケートをもとに毎年公表しています。
今年の1位はシンガポールで、10位以内に韓国、香港、台湾や北欧のデンマーク、スウェーデン、ノルウェーが入る一方、日本は31位にとどまりました。
技術的枠組みや高等教育の水準の高さが評価された一方で、「ビジネスの俊敏性」や「上級管理職の国際経験」などが最下位に低迷しています。