警察庁長官が全国警察本部長会議で闇バイトに関連した強盗事件などに触れ、「首謀者を一刻も早く逮捕することが必要」などと呼び掛けました。
警察庁 露木康浩長官 「昨今、いわゆる闇バイト強盗事件が多発し、国民の体感治安が著しく悪化をしています。極めて由々しき事態であります。一刻も早く首謀者を逮捕しなければなりません。全国警察が連携し、犯罪グループに対する取り締まりを一層徹底する必要があります」
8月以降、関東を中心に闇バイトをきっかけとする強盗事件などが相次ぎ、事件を捜査する合同捜査本部はこれまでに、コア事件と指定した18事件のうち15件で43人を逮捕しています。
露木長官は全国の警察に向けて一刻も早い全容解明を指示したほか、同様の被害を新たに出さないために、各地域の防犯ボランティアと協力し、警察と住民が一体となって防止に向けたパトロールなどを行ってほしいと呼び掛けました。