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上野愛咲美五段が世界女子囲碁選手権の決勝に初進出

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 囲碁の上野愛咲美五段が中国で開かれている世界女子囲碁選手権の決勝に進出しました。決勝は29日からで、優勝すれば日本人初の快挙です。

 囲碁の主要な国際棋戦の一つ、第7回・呉清源杯世界女子囲碁選手権は中国・福建省の福州市で24日に開幕しました。

 24人のトーナメント戦で中国、韓国、台湾、北米、欧州、そして日本の代表が参加しました。

 日本からは、前回準優勝の藤沢里菜七段と上野姉妹の姉・愛咲美五段、妹・梨紗三段の3人が参加しました。

 このうち、準決勝に進んだ上野愛咲美五段は中国の選手を破り、初の決勝に進出しました。

 日本としては2年連続の決勝進出で、優勝すれば日本人初の快挙となります。

 上野五段は「強い相手と対戦できて勉強になっている。決勝でもどんな碁になるか楽しみ」と意気込みを語りました。

 決勝は三番勝負で、29日から始まり、先に2勝したほうが優勝となります。

 優勝賞金は50万人民元、日本円でおよそ1000万円です。

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