岡山県総社市の小学生が、ニュージーランドからやってきた先住民と交流しました。実は、日本とよく似た文化もあるそうです。
総社市の阿曽小学校で伝統的な踊り「ハカ」を披露したのは、ニュージーランドの先住民「マーオリ」の学校からやってきた教師のマティウ・タメさんと、2人の生徒です。
子どもたちも動きをまねして……。
阿曽小学校では2020年から「マーオリ」の子どもたちと英語で交流していて、直接会うのは今回が初めてです。
日本と遠く離れたニュージーランドですが、マーオリには「あやとり」のようにひもを使って神話を表現する文化や、グー・チョキ・パーでじゃんけんをする文化があるそうです。
子どもたちは全身を使って、マーオリの文化を体感しました。
また、給食の時間には、子どもたちがマーオリの言葉で自己紹介をするなどして交流を深めました。
(ニュージーランド先住民/マティウ・タメさん)
「子どもたちはハカを覚えるのがとても早くてすごくよかったので、もっと教えたくなりました」
(交流した児童は―)
「みんなでダンスを踊ったり、日本語以外の言葉を言ったりするのが楽しかった」
「現地の人の雰囲気が直接感じられました」
「他国の人と交流するのはすごいと思ったので、これからも交流していきたいと思います」