日本維新の会は1日、代表選で新代表に大阪府知事の吉村洋文氏(49)を選出しました。
代表選は17日に告示され、吉村氏以外に、副幹事長の金村龍那衆議院議員(45)、空本誠喜衆議院議員(60)、松沢成文参議院議員(66)、計4人が立候補していました。
投票できるのは約2万5000人の一般党員と、議員や首長など約850人の特別党員で、事前の郵便投票と、1日の臨時党大会での投票の結果、吉村氏が有効投票数1万740票のうち約8割にあたる8547票を獲得し、新代表に選ばれました。
代表選は10月27日の衆議院選挙で議席数や比例票数を減らしたことを受けて実施されたもので、2年間代表を務めた馬場伸幸氏(59)は出馬しませんでした。
吉村新代表には来年夏に実施される参議院選挙に向けた党勢の立て直しが求められますが、大阪府知事に大阪維新の会の代表と、複数の役職をどう遂行していくのかが課題になります。