世界最大手の半導体メーカー、台湾のTSMCの93歳創業者が自伝を出版し、精力的なスピーチで会場を沸かせました。
自伝の出版イベントに登壇したのはTSMCの創業者、モリス・チャン氏です。
TSMCをスマートフォンやAI(人工知能)などの半導体製造の最大手に育て上げたカリスマ経営者で、台湾の蔡英文前総統もお祝いに駆け付けました。
子どものころの夢は作家だったというチャン氏は、現在のTSMCについて書く気があるかを問われると…。
TSMC創業者 モリス・チャン氏 「未来は予言できないので、そこまで出しゃばることはしません。そういう作家の夢は持っていません」
TSMCの成長の裏話を披露しつつも、すでに引退した立場だとして今の経営には言及しませんでした。