11日の日経平均株価は午前の終値を底に、引けにかけて上げに転じ、前の日より4円高い3万9372円で取引を終えました。これで3日続伸となりました。
アメリカ市場での半導体株の下落が日本市場にも引き継がれましたが、銀行株は上昇しました。その理由が、11日の企業物価指数の発表です。
マネックス証券 広木隆氏 「前年同月比で3.7%の上昇と、非常に高い伸びですし予想も上回った。物価が上がっているということは、日銀の利上げの根拠になり得るので、来週日銀の利上げが意識された一つの材料になった」
11日、アメリカの消費者物価指数も発表されましたが、伸び率は市場の予想とほぼ一致した結果になりました。
アメリカでは追加利下げのシナリオが強まったことから、ナスダックは史上最高値を更新。それにつられて、日経平均先物は午前2時すぎ、4万円の大台を突破しました。
(「グッド!モーニング」2024年12月12日放送分より)